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一級建築士事務所 赤沼政志建築設計室 「業務報告!」

住宅、診療所を多く手掛ける仙台の一級建築士事務所です。 建築設計業務を通しての喜怒哀楽を綴ります。

無料設計相談・・・

「無料設計相談受付中」・・・

住宅メーカーのチラシなどでよく見るが、
当たり前のことを恩着せがましく表現するものだと思ったりする。

どこまでが無料でどこからが有料なのか・・・
原則的に当事務所では正式に信頼し、期待してもらうための情報資料(経歴書・作品集・提案図面2案)まで無料としている。
大事業である建築計画を委ねる設計者を判断する上で十分な材料かと言われれば心もとないが、設計能力を試されるオーデションとして判断されることを心得て提案する。

本来、設計のコンセプト、ポリシー表現として無から創り出すこの場面での勝負が一番熱く、濃い仕事でもある。
極端に言えばこの提案図面だけで建築のアウトラインが決まり、案を持ち逃げされるリスクも生じる。
しかし、負け惜しみではなく、そうされたとしても事実その案は私が産み落としたものであり、そうした手段をとられた方へもむしろ縁が無いことに納得できる。

信頼と期待をいただいた上でより一層具体的にクオリティを追求した設計をクライアントと楽しむ・・・ここからが有料。

そもそも設計相談は無料であり、設計者が試され委ねられる判断の時期であると考えている。
これは建築家、住宅メーカー、工務店などそれぞれの業務ポリシー、プライドによってもスタンスは異なるとは思うが、少なくとも私自信がクライアントと共感し、楽しむ為であると同時に、依頼があってはじめてプロとして評価していただく事実にむきあう形式である。

理髪店のコピーで「一髪(イッパツ)やらせろ」というのがあったが、私も常に一案やらせて欲しいと思っていたりする。

無料設計相談受付中・・・

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  1. 2007/03/29(木) 23:41:16|
  2. 事務所ポリシー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

学科Ⅱ講義・・・

資格学校での担当講義が始まっている。
当面、日曜日と水曜日は講義予定で埋まっており設計監理業務とのスケジューリングがシビアである。
カリキュラム上の流れは決まっているのだが、ライブ講義としては受講生とのコミュニケーションや質疑対応が重要であり、私自身のライフワークの一部としても気を緩めるわけにいかない。

思えば皮肉にも私自身、取得に到るまでの苦労の末、もう試験勉強を気にせずともよいという開放感もつかの間、今では何の因果か毎年のように現役受講生と共に一級建築士資格試験の傾向、対策、結果に一喜一憂している。
だが、むしろこれからの建築界を支えていくジェネレーションの活力を感じ、技術能力及び資格制度に対しての変革的な時期を共に乗り越えていこうという意識を感じることができる・・・

よく言われることではあるが、一級建築士になったからといって仕事、報酬の保証がされるわけでもなく、実際に依頼される業務のほとんどが二級建築士でも可能な業務であることは確かな事実である。
一般に一級建築士と二級建築士の違いは理解されていない・・・と思う。
単純に大臣、知事の認定と設計することができる規模の違いであって、能力やポリシーを反映するものではない。
自虐的な意味やこれから取得する方へのモチベーションを下げる意味ではなく、なぜ一級建築士でありたいのか、そのプライドを能力、ポリシーとして反映しクライアントの共感、理解を得ることによって一級建築士の存在意義を一般に伝えることができるのではないかと思っている。
有資格者の肩書きよりも創造のプロでありたい。
  1. 2007/03/28(水) 21:33:00|
  2. 一級建築士・資格
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  4. | コメント:0

教育環境・・・(子供室)

娘の勉強机を購入した。
この机購入にも我が家では悩んでしまった。
私は機能性からいえば大きくて丈夫なキャスター付脇机のある事務所用の机がいいのではないかと言ったのだが、「味気ない、可愛くない、1年生らしくない!」と猛反対にあってしまった。
そこで量販家具屋回りをしたのだが、どれを見ても大差なく感じる。
違いといえば傷、汚れのつきにくさだったり、健康姿勢が保てるとか、目にやさしい照明、成長変化へのアジャスタブル、あるいはキャラクター付だったり・・・そしてそれによる微妙な価格の差・・・
量販既製品の選択には仕事柄いささか寂しさを感じる。
そうだ、当事務所と親交ある松島の家具屋さんなら健康素材で、場合によってははオーダーで・・・まてよウチの予算はいくらなんだ・・・
愛娘の為ならと思いつつも、所詮私の娘、勉強机への愛着、向かう時間がどれくらいあるんだろう・・・期待できない・・
結論として本気モードで勉強するまでの当面、かわいくて楽しくなる机で安価な机を通販カタログでお取り寄せとなった。
組み立てはこれからである。
本質的にいいモノは相応の価格、価値がある。
しかし机の価値に比例したモチベーションが期待できるのかが疑問であった。
本音でいえば今も学習教室へは通っているのだが、宿題は居間で母親の脇か、
パパの事務所でやっていたりするので、学習机は入学のステータス、自覚の象徴としてあるに過ぎないと考えている。
住宅設計の依頼要望にも子供室の捉え方はその建主の教育観、家族のありかたが反映される所である。
提案でありながら他人の子育て方針に口を挟むにも限度はあるが、設計者としての考え方は伝えるべきである。
せっかく新築するのだからと子供へも我慢させたくない、個室を持たせたい、TV配線、インターネットも、ゲームも、百科事典の本棚も、あとロフトも・・・
なんていう気持ちは分かる、気持ちは・・・しかし!
大学生の部屋探しじゃないんだから・・・
親の存在を感じることが一番。
子供に日記帳以外のプライバシーはあるべきではない。
将来的に生理的な理由は必然性がある為、寝床、着替えは個別にしたとしても、勉強や遊びの空間はその分を家族共有のスタディコーナーや、リビング、ダイニング空間として充実させるべきだと考えているのだが・・・
先日もそんな会話の打合せで、ある奥様の引きつった笑顔に「これはあくまでも私の考えで、実際に住まわれる方々の判断ですから・・・子供室10帖くらい、広くですね・・・」

ポリシーを持って仕事をするって難しい・・・
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閲覧済みでクリック願います。
  1. 2007/03/08(木) 09:43:39|
  2. 家族の肖像
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:4

教育環境・・・(台所)

私の娘もあと10日程で幼稚園の卒園を迎える。
成長に目を細めると同時に入学準備、勉強机の購入等の新たな環境整備を考えるのだが・・・
私は住宅設計をする立場で客観的に家族のコミュニケーション、子供の教育環境を考慮しての提案を説くこともあるが、自分の家族、環境のこととなるとまた視点角度が変わってくる・・・それは理想と現実の狭間であったり、本音としてのポリシーだったりする。
今、住んでいるのは築40年ほどの借家で、当時病院の院長先生だった方が建てられた25坪ほどの住宅だが、佇まいが気に入って住んでいる。
ここは中廊下型住宅として台所と各室個別化されている間取りであり、サービス動線のつながりが分離されている。
台所では壁に向かって調理作業をこなして配膳し、妻は食事の準備、片付けをトレーで居間・食堂との往復をしなければならない。
最近はダイニング・キッチンの形式が普及し、調理しながら家族のコミュニケーションがとれ、調理作業空間も「労働的空間」から「いかに家事を楽しむか」の空間に変わってきている。
リビング・パーティーキッチンなんていう夢が膨らむキッチンメーカーのカタログイメージもあり、機能性、衛生性能向上に伴って臭い、汚れも考慮する必要性がなくなってきたと同時に主婦のキー・ステーションとしての意味付けが求められてきている。
こうした住宅の変遷をふまえても我が家は独立した6畳の台所で妻は専用の暖房機を脇に食事の準備なのだが、案外娘にとって「けじめ」を感じさせることもある。
台所で調理、配膳を手伝うにも、きちっとエプロンをし、髪を束ねてぺちゃくちゃ母親と話しながら手伝っていたり、バレンタインチョコを作っているときも入ってこないでと台所の入り口を閉められる・・・特別な女性の空間であり、女性としての素養を磨く場としての自覚をもっているようである。
食堂への配膳移動には苦労を掛けるが、娘のソロリソロリとして運んできた食事と「このにんじんは私が切ったんだよ」と自慢げに話す娘・・・
ダイニングキッチン崇拝論者にはなりきれない。
いずれにしても食育をはじめ、子供が母の役割を認識し、手伝うことによって成長の糧を得る場所に違いは無い。
  1. 2007/03/06(火) 21:24:40|
  2. 家族の肖像
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

スタディ模型・・・

図面、スケッチによる表現は伝達手段として限界を感じることがある。
ボリューム感、バランス、形態を確認する為にも模型作成による検討は欠かせない。
プランが出来ると、一早く立体的な確認がしたくなり、とりあえず模型作成に移ることが多い。
建築を楽しむ一工程であり、クライアントへの伝達ツールとしても有効なプレゼンテーションの手段である。

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  1. 2007/03/02(金) 00:10:54|
  2. 出来事を通じて考えた事
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3

確認申請・構造図添付・・・

仙台市からの周知事項としてファクシミリが届いた。

2階建て以下の確認申請にも構造図及び構造計算書の添付が必要になります!
これまで仙台市では、建築物の工事計画が建築士の作成した設計図書による場合で、地階を除く階数が2以下であるときは、構造図及び構造計算書の添付を要しないとしていましたが、平成19年4月1日以降は添付が必要になります。
(構造図:基礎伏図、各階床伏図、小屋伏図、構造詳細図、軸組図、構造設計概要書等)


・・・・・了解シマシタ・・・・
  1. 2007/03/01(木) 12:51:26|
  2. 出来事を通じて考えた事
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:0

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プロフィール

代表 赤沼政志

Author:代表 赤沼政志
一級建築士事務所
赤沼政志建築設計室

仙台市泉区南光台4丁目  
5-2  サンパルコ201号
TEL022-796-0801
FAX022-796-0802


(略歴)
1967:岩手県花巻市出身
1985:専修大学北上
高等学校建築科卒業
(ラグビー部所属)
1989:東北工業大学
工学部 建築学科卒業
(ラグビー部所属)
1998:事務所開設


(趣味)
 小型船舶操縦
 模型作り
 カクテル作り


(音楽)
 VIKTOR LAZLO
 ANITA BAKER
 CARL ANDERSON
 DAN FOGELBERG
 MICHAEL SCHENKER

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