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一級建築士事務所 赤沼政志建築設計室 「業務報告!」

住宅、診療所を多く手掛ける仙台の一級建築士事務所です。 建築設計業務を通しての喜怒哀楽を綴ります。

監理・・・

仙台市および宮城県内(一部地域を除く)では中間検査が実施されている。
工程として上棟時であるが、事前報告書として地盤、基礎、土台における状況確認の写真、監理者の検査結果添付の上での検査となっており、監理における行政のチェックは社会的に失墜しつつある建築士のモラルと技術的指針に対する措置ということだろう。
検査申請、立会いの手間が業務的に増えたという愚痴もあるが、建築士の設計・監理能力に対する不信感はある意味、業界として自業自得であり、むしろ第三者検査等の必要性を社会が唱える状況、不信感を我々がいかに払拭していけるのかが問題だと思う。
管理は実際に現場作業を司ることであるが、監理は設計者が設計図面通り技術的指針によって施工されているか、工程を各検査等の段取りをふまえて確認、把握し、実行予算に伴う工事の質や増減変更をチェックし、図面では書ききれない内容の再検討、実体化する空間への対応を依頼者の立場で「いいモノをつくるという根本的な目的、意識」によって遂行される業務である。
監理における希薄な目的意識、役所の検査さえクリアすればよいという程度では何も変わらない。
これから家づくりを考えている方々は監理する意味と重要性を理解し、監理者の能力、体制をふまえて設計者を選択し、依頼されたい。

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  1. 2007/02/22(木) 23:30:45|
  2. 出来事を通じて考えた事
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

セミナー講師・・・

先日、告知していたセミナー講師をさせていただいた。
抽象的なテーマタイトルではあったが、
「家づくりは人生最大といっても過言ではない事業であり、家族の幸せと人生の充実を求めて理想を現実化する構想を練ったものが設計プランとして表現される。プランに対しての期待感、評価はその理想をいだき、そこに住もうとする人が感じ、考え、納得することが重要である。その為の要望根拠と提案内容の分析力、判断基準を明確にする。」
という趣旨での講義をしたのだが、多岐に亘る内容を短時間でお伝えする難しさ、的確な説明能力の未熟さを感じた。
企画運営されたハウスネットギャラリー、スタッフと協賛会の方々への感謝の念を懐くと共に、来て頂いた方々へ、少しでも有意義な時間だったと思う節があれば幸いである・・・
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  1. 2007/02/20(火) 22:51:48|
  2. 出来事を通じて考えた事
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

匠の技・・・

ありがたい事に忙しい・・。
このブログもだいぶ間をあけてしまった。
今日は現場監理を通して棟梁との話題から考えたことだが、愚痴と受け流すにはあまりにも根深い問題である業界の職能評価に関して・・・
価格競争、サービス重視により淘汰されていく状況の中、厳しい報酬条件をしいられ、保証問題の狭間に品質、精度を求められる。当然の事だとは思うが、その「仕事ぶりを発揮できる報酬保証」が満たされず、むしろ、メンテナンス、工具管理、交通費等経費倒れで手間分の確保さえむずかしいご時世・・・
むしろ下職人のほうが経費をかけない分だけマシで、棟梁たる技能対価に利点すら感じられないという。
以前、この棟梁へ監理指導上、声を荒げた事があるのだが、それは建具枠を天然木指定にもかかわらず、造作建材を搬入してきた時のことだった。
当然、設計指定を遵守しない事自体に疑問を感じたのだが、問いただすと虚しい答えが返ってきた。「天然木は反ったり、収縮したりしてクレームの基になるので、安心して使える建材を、と思ったんだけど・・・」
あきれたと同時に悲しい気持ちになった。むしろ、「こんな既製品の組み立ては大工の仕事じゃねぇ」などと常日頃、皮肉られるくらいの期待をしていたのだが・・・
住宅メーカー、工務店台頭の中、職能意識も変わりつつあることを実感した。
もちろんすべての職種、職人に匠の技、プライドを持っていると信じているのだが・・・。
その棟梁も総檜造りの経験などを誇らしげに語っていたのだが、実績、誇り、頑固さに相反する需要の波に飲まれつつある。

設計、施工それぞれの職能を切磋琢磨し、刺激しあいながらいいモノをつくるスタンスを維持すると同時に依頼者自身の理解、納得が得られるようでなければ・・・

時間、興味のある方は下記セミナーへどうぞ。
http://www.hng.ne.jp/tohoku/fair_2007iedukuri1/index.html
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  1. 2007/02/11(日) 02:12:14|
  2. 出来事を通じて考えた事
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プロフィール

代表 赤沼政志

Author:代表 赤沼政志
一級建築士事務所
赤沼政志建築設計室

仙台市泉区南光台4丁目  
5-2  サンパルコ201号
TEL022-796-0801
FAX022-796-0802


(略歴)
1967:岩手県花巻市出身
1985:専修大学北上
高等学校建築科卒業
(ラグビー部所属)
1989:東北工業大学
工学部 建築学科卒業
(ラグビー部所属)
1998:事務所開設


(趣味)
 小型船舶操縦
 模型作り
 カクテル作り


(音楽)
 VIKTOR LAZLO
 ANITA BAKER
 CARL ANDERSON
 DAN FOGELBERG
 MICHAEL SCHENKER

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