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一級建築士事務所 赤沼政志建築設計室 「業務報告!」

住宅、診療所を多く手掛ける仙台の一級建築士事務所です。 建築設計業務を通しての喜怒哀楽を綴ります。

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石巻にて・・・

お盆、終戦記念日・・・

診療所の新築計画予定敷地を確認するため石巻へ・・・

P1090914.jpg  P1090918.jpg

そこにあるべき姿の建築をイメージしながら周辺風景を心に刻む作業です。


その後、石巻で僕が設計・監理させていただき、壊滅的地区において被災した住宅へ。
ご家族は皆様ご無事でなによりでしたが・・・
以前、この辺りは住宅街として打ち合わせの為の駐車場所も困難な程でしたが、今は見渡す限りの荒野といった状況で海側は防波堤のように高く積まれた瓦礫の山。

津波の力に耐えること自体驚異的な耐力なのですが・・・

この荒野の中に数件の鉄骨系住宅と共に純木造家屋としてポツンと佇んでいました。

建物も無くなり、お盆を期に周辺へ訪ねてこられた方々に
「この家が何番だから、ここから何軒ほどの間隔行ったあたりですよね・・・」
という地番確認の声をかけられつつ、この住宅のプラン、デザインを手掛け、この世に産み落とした関係者の立場として弁慶の立ち往生のように残った住宅を見上げると・・・言葉になりません。

P1090934.jpg  P1090936.jpg  P1090939.jpg


表現不適切かもしれませんが、御遺体にカメラを向ける不謹慎さのような気持ちと、この状況をしっかりと把握しようという設計者の立場が交錯します。

P1090943.jpg  P1090944.jpg  P1090946.jpg


辺りからはお線香の香と潮の香が漂い、5カ月以上たってなお、この風景にせつない気持ちでいっぱいになりました。

夕方、時間調整できたので資格学校へいってみるとモクモクと自習で図面を書いている受講生達が・・・
その努力する姿勢に対して最大限、力になりたい・・・そんな気持ちで図面書き上げを見届けました。



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  1. 2011/08/15(月) 23:43:14|
  2. 東北地方太平洋沖地震
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責任者出て来い!!・・・

被災建物の改修案件にて・・・

14年程前に建築診療所併用住宅であり、この度の震災で基礎表面に幅1㎝ものクラック発生と
その周辺は沈下して床が傾いている。

改修方針の図面作成を終え、着手。

床を撤去するとあるはずのない土間が・・・
ハツってみると土間厚400㎜、その下には150mmの沈下空洞があり、地盤を確認すると鉄筋の棒が1.2m以上スポッと刺さっていく。
土間は周囲の立ち上がりからケミカルアンカーをとりD10の350mmピッチにタテヨコ配筋。
地下室がRC造であり、その範囲をオーバーハングした範囲にケミカルアンカーで取り次いだ布基礎が廻り、
上部は総タイル貼りの木造・・・

そもそもRC地下室は防湿シートで包まれており、そこにケミカルの差し筋をとっている為立ち上がり布基礎のコンクリート付着もなく、当然施工中から布基礎がだれてきたはず・・・

その証拠に基礎天端には傾きに合わせて30mmほどレベル調整のモルタルが盛ってあるし、クラックの内部面には蜘蛛の巣、埃がたまっている、そして訳のわからない厚みの土間コン・・・施工中に基礎が下がってきた為、底盤抵抗によって沈下を抑えようと必死になって打設したのだろうけど。
RC地下室施工の際、周辺地盤を支持地盤まで掘り埋め戻しにおいてもふわふわの山砂であることは解せない。
施工会社はもうすでに存在していないということだが、建築に携わる者として納得しえない状況が多々ある。

とはいえ、建物の設計・施工前任者への恨み節を言っても始まらないので、改めて工事中断の上地盤補強のエキスパートと共に補強方針を検討し、費用と工期は増大せざるを得ないが、この経過をふまえた措置と技術的対応は客観的にも納得いただける施工計画をたてようと使命感に燃えています・・・

P1090737.jpg  P1090742.jpg  P1090744.jpg
  1. 2011/08/05(金) 09:08:51|
  2. 東北地方太平洋沖地震
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費用対効果・・・

今、手掛けている住宅の設計・・・

被災状況に対応したリフォームの見積もり金額を確認するも、小住宅の新築が可能な金額・・・

まさに費用対効果を考えると悩み処である。

安心し、納得いただける提案ができるよう、具体的な提案の選択肢に頭のエンジンフル回転中です。

  1. 2011/07/05(火) 21:38:15|
  2. 東北地方太平洋沖地震
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事務所被災!!!・・・

今更ではありますが・・・
当事務所建物は東日本大震災による被災を受け、転居を余儀なく致しました。
従前の事務所から道路(南光台四条通り)向かいの事務所2階、

仙台市泉区南光台4丁目5番2号 サンパルコ201号
(それ以外、電話番号等は変更ありません)

が転居先となりました。
新事務所もまだ内装未完成のままですが、ちょっと広くなりました。
お近くの際には、ぜひ気軽にお立ち寄り下さい。

110621_1810~04  110621_1810~02  110621_1811~04
床の傾斜は4度・・・壁が土台から外れ・・・基礎が割れて床から外が見える・・・
110627_1848~01
新事務所です。

今後共、宜しくお願い致します。


  1. 2011/06/30(木) 19:04:09|
  2. 東北地方太平洋沖地震
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被災地の地盤状況・・・

被災住宅の改修計画に先立って、建築時に地盤調査を行っていないとの事・・・

改めて地盤調査を行い、適正な改修方法を検討する。

P1090104.jpg  P1090107.jpg
ポイントは限られますが・・・
改修方法と根拠を検証しなければなりません。

  1. 2011/06/13(月) 21:27:56|
  2. 東北地方太平洋沖地震
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被災建物改修依頼・・・

建築士として生命・生活を守る建築を技術的に検証し、責任を持って改修提案すること。

時間の限り、走り回りたいと思っております・・・

今日も診療所併用住宅の被災状況を確認し、改修計画の依頼。

P1080275.jpg  P1080307.jpg  P1080310.jpg

P1080304.jpg  P1080314.jpg

  1. 2011/04/12(火) 21:57:54|
  2. 東北地方太平洋沖地震
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余震…

余震が26日後位にくることが多いっていう話しは聞いてたけど、まさか本当に来るとは!!

また停電。

外ではひっきりなしにサイレンの音…

まさか振り出しに戻るなんてことは無いよね…復旧したばかりのライフライン…

いま念の為、水を溜めこみました。

午前4時、いまから寝ます。
起きてから我が家の被害状況を再確認しますが、少なくとも電気復旧だけでもされていればありがたいのですが…

おやすみなさい。
  1. 2011/04/08(金) 03:59:04|
  2. 東北地方太平洋沖地震
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地震、そのとき・・・

震災直後からメールやお電話をいただきご心配のお声、お見舞い、大変ありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

宮城県沖地震に備えて予測覚悟していたとはいえ今回の震災規模は本当に想定外、未曾有の大災害に至るとは・・・

映像に流れる津波の威力と恐ろしさは言葉を失います。

そのとき、どこで何をしていたかによって被災状況や生死の岐路に立つことになるとは・・・
本当にむなしく、やるせない思いです。

被害の大きい被災地は僕自身、身近な思いの場所が多く、県外での仕事もあるので・・・

3月11日、当日は午前中に画材屋さんへ行き、翌日岩手で打ち合わせがあるためガソリンを満タンにし、
午後からは事務所で、打ち合わせにプレゼンする模型を作っていました。

揺れがおこると同時に携帯の緊急地震速報!

すぐに道路向かいの自宅へ行き、玄関ドアをあけると揺れはピークに達し、
住宅倒壊のイメージがよぎり妻の名を呼ぶと犬のノエルと1歳3カ月の娘を両脇に抱き
悲鳴をあげて出てきた。
玄関から出ようとする直前に門のブロックが崩れる・・・
道路に出てからもしばらく揺れている。

揺れが止まると近隣住民同士の安否確認・・・
数件向こうの石積みの塀は全面崩壊、地割れ、信号をはじめとして停電・・・

家の中へ戻るとめちゃくちゃ、水道をひねるととりあえず出るので一安心。
しばらくしてまた余震・・・慢性的な余震・・・
自宅にいるのは怖い位、余震がくるのでとりあえず車の中へ。

小4の長女が心配。
周囲の建物に崩壊したものは無く、以前阪神淡路大震災に見た光景とは異なり
RC造の小学校で教師の避難誘導に従っていれば大丈夫なハズと思いながら3時半頃学校へ迎えに行く。

校庭に娘の姿発見・・・内心安堵に崩れおちそうな思いだが「おー大丈夫だったか。」と声をかける。
娘も「なんだ、もう来たの。」さすが僕の娘と思いながら担任教師から引き渡しを受ける。
後で聞いたら娘は図書室にいて本棚が倒れる中、友達の手を引いて単独避難したそうだ・・
怪我もなく、がんばって避難した娘が愛おしく感じる。

夜10時頃まで車の中に・・・
ガソリン満タンでよかったと思いつつラジオと暖房をつけて冷蔵庫から持ち出した食材、
菓子を食べて過ごす。
ラジオからは「沿岸部壊滅」とか「遺体が200から300体」とか津波の脅威が伝えられる。
依然、車の中でも余震を感じ続けるがこのままでは埒があかない。
娘2人は眠りについたので抱きかかえ、開き直って自宅の寝室へ・・・

蝋燭、ライト、石油ストーブを準備して携帯電話(テレビ付)によって情報把握をしつつ、
今週末の資格学校の講義準備を心配する僕に妻が
「それどころじゃないでしょ!」と・・・確かに・・・

携帯にはセンターにメールありと表示されるもつながらない。
誰だろ、何だろ、ウチは大丈夫なんだけど・・

翌日朝になると断水・・・幸いにもミネラルウォーターは10L位ある(事務所にサーバーがあるので・・)
朝はバーベキューコンロで炭をおこして食事・・・さてライフライン復旧は、この生活はいつまで続くのかという不安が頭をよぎる。

これが震災直後の状態でした。
しばらくは「並んで生活に必要なものを得る」事が仕事のすべてでした。
3時間並ぼうがそれしかありません。また、他にやることもありません・・・

でも・・・本当に深刻な被災者の方の状況にくらべればままごとのような話・・・

これからなお時間がかかる復興、深刻な被災者をできうる限り支援していきたいと思います。
  1. 2011/04/06(水) 00:30:26|
  2. 東北地方太平洋沖地震
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宮城県古民家再生協会主催・・・

4/3(日),4/4(月)、仙台市太白区の長町駅前プラザで、一般社団法人 宮城県古民家再生協会主催による「東日本大震災による被災者支援とする古民家無償貸与」及び
「建築士による被災建物無料相談会」が開催され、相談員として参加します。

3/11の東日本大震災において被災された方を対象に、主に一戸建ての木造住宅に関する相談を無料で行います。

建築士による被災建物無料相談会
【日程】2011年4月3日(日)~4日(月)
【時間】10:30~17:00(両日とも)
【会場】長町駅前プラザ(JR長町駅西口広場)
【主催】一般社団法人 宮城県古民家再生協会

古民家の無償貸与

007.jpg

一般社団法人 宮城県古民家再生協会
  1. 2011/04/03(日) 19:21:17|
  2. 東北地方太平洋沖地震
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被災状況と復旧・・・

若林区三本塚のお寺も避難所から檀家さんがお集まりになり、今日から復旧作業・・・

罹災状況証明のためにも担当した建築士の記録のほうがより明確だろうと着手前に一通りの撮影をさせていただきました。

記録後、室内床の泥かきのお手伝い・・・

泥は重く、ヘドロ化しています。

お手伝いに貢献するつもりがガラスの破片が長靴を突き破って足首に刺さり・・・

ご心配とご迷惑をお掛けいたしました・・・

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  1. 2011/04/01(金) 22:57:25|
  2. 東北地方太平洋沖地震
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!!!・・・

いてもたってもいられず、若林区三本塚へ・・・

想像を絶する津波の被害状況。

何から手をつけていいのやら・・・

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大量の流木、家財道具が泥と共に散乱・・・

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津波の跡は推定1.5Mくらい・・・

CA3G0250.jpg CA3G0251.jpg CA3G0252.jpg
車もフェンスの上に・・・

この惨状を目の当たりにしてなお信じられない・・・

ため息しか出ない・・・


  1. 2011/03/20(日) 21:10:54|
  2. 東北地方太平洋沖地震
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被害状況・・・

昨年、耐震補強設計をしたばかりの「三本塚の寺院」・・・

耐震補強をしたといっても、この若林区荒浜地区は津波による被害で遺体が200~300発見されているとの報道もあり建設委員会関係者をはじめ、檀家の皆様の安否が気になっております。

先日、総代様とお電話させていただき、元気な声をお聞きし、方丈様も避難なされているとの事で少し安心しましたが実際の被害状況はまだ把握しきれておりません。

耐震改修された寺院の損傷具合も気になりますが、何よりも檀家様方をはじめこの地区の方々の被害状況を聞くにつれて悲痛な思いです。
お見舞い、お悔やみ申し上げます。

  1. 2011/03/19(土) 21:00:19|
  2. 東北地方太平洋沖地震
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プロフィール

代表 赤沼政志

Author:代表 赤沼政志
一級建築士事務所
赤沼政志建築設計室

仙台市泉区南光台4丁目  
5-2  サンパルコ201号
TEL022-796-0801
FAX022-796-0802


(略歴)
1967:岩手県花巻市出身
1985:専修大学北上
高等学校建築科卒業
(ラグビー部所属)
1989:東北工業大学
工学部 建築学科卒業
(ラグビー部所属)
1998:事務所開設


(趣味)
 小型船舶操縦
 模型作り
 カクテル作り


(音楽)
 VIKTOR LAZLO
 ANITA BAKER
 CARL ANDERSON
 DAN FOGELBERG
 MICHAEL SCHENKER

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