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一級建築士事務所 赤沼政志建築設計室 「業務報告!」

住宅、診療所を多く手掛ける仙台の一級建築士事務所です。 建築設計業務を通しての喜怒哀楽を綴ります。

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提案能力と相性・・・

僕の事務所名は「一級建築士事務所 赤沼政志建築設計室」
フルネームのままの表記です。
それは僕自身の設計能力に対する価値への問いとその責任を純粋に示すのが素直だと思ったからです。

その知識の巾や経験値など本当に狭いものであると感じていると同時に、
クライアントに向き合うスタンスとして一生一度の人生において
縁があってその方の人生観、生活、家族のあり方について都度、共感し理解する上で
カタチ造られる場所を二人三脚で追求し、クライアントから教えを頂くことから得られる経験値が
さらに僕の存在意義を高めるものであると信じているのです。

先日、住宅設計の依頼をご検討中ということでプランを提示させていただきました・・・
複数の建築士とお会いされ、最終決断には至らない状況とのお話を伺いました。
その理由として僕の聞いたニュアンスでは
「提案の大胆なデザインとそのコンセプトの説明が強く感じられ、このまま押し切られて
依頼要求を素直に反映してもらえないのではないかという不安を感じている。」とのこと・・・

そのように感じられた事をお伺いし、大変参考になりました。

提案が大胆でコンセプトの説明が強いと感じられたのはむしろ僕自身が
そうでありたいという素の表現なのかもしれないと自覚しました。
自分の今の能力と敷地から読み込んだコンセプトをいかに依頼者の要求範疇の中で
その方の為に提案できるか・・
こんなことやあんなことを考え、今後依頼者の方の為に提案の巾や手法の事例を極端なくらい
その選択肢の巾を感じとってもらいたい・・・それが本音での1案目。
具体性を持ちながら要求事項のすり合わせに伴う2案目。
いわば僕との設計打ち合わせはこんな感じです、という確認・・・
実際の設計は試行錯誤で1案にとらわれるものではありません。

とはいっても確かに・・・
先日お引き渡しをした「双葉ヶ丘の家」の奥様とは室内物干しの位置や窓の形、
大きさだけで丸一日熱くなって語りあったことも・・・

赤沼 「客観的な機能性と空間、視覚上の快適性から好ましくないのでは・・・」
奥様 「わかりますけど、私は便利に住みたい・・・」
赤沼 「便利さだけで家をつくっていいんですか・・・」
・・・・・・・・・・・・
僕は本当に短所の多い人間で申し訳ないのですが、その時
「本音でいえばそのようなご要望は共感、理解しかねるので相談でしたら反対します。
もしくはあくまでも命令としてご希望をおっしゃられるのでしたら従います。」
とまで言ってしまいました・・・
今思えば本当に申し訳ありませんでした。
その後、数分の休憩中に自分の口走ったことを思い返し反省・・・落ち込み・・・

最終的に良い家、良い設計は誰が決めるのかといえば実際にそこで生活するクライアント自身に評価していただけるものだとおもいます。

先日、奥様に「赤沼さんとケンカしながら創った家だもの、達成感、充実感があるし、
私も一生懸命悔いが残らない、いい家ができたと思う、ありがとう。」
とおっしゃっていただき、感激致しました。

いわれるがままに仕事を受け、クライアントに媚びてあとは無責任なんていうことだけはしたくないです。

本気だからこそ、クライアントの代理人だからこそ・・・兄弟げんかのようなものができるんだと思います。

ただ、同時にこれが設計者の奢りによるクライアント不在の自己満足的主張にならないよう
戒めなければと思います。

最終的には本当にクライアントと設計者の相性と縁だと思います。
良縁に期待します。
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  1. 2010/10/05(火) 12:34:13|
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デザインとは・・・

先日も住宅の打ち合わせ中に建て主とヒートアップ・・・

「一生、そこに住む立場として、飾り棚より全面収納にしたい。デザインも分かるけど、いくらでも収納空間が欲しい!」

「いや、収納空間はあるにこしたことはないという貪欲さは分かるがこの家の象徴的なフォーカルポイント(焦点)
としてこの壁面を設定したい・・・」

デザインって何でしょう。

遊び感覚、無駄、建築設計者の自己満足、見栄・・・・それとも・・・愛着を促す為の表現、かっこよさ、付加価値、豊かさ・・・etc

僕は、住む人の欲求と要求を整理し、専門家としての知識や経験のフィルターによってカタチをつくることだと思っています。

そこには住まい手の人生という時間軸をふまえた嗜好と理由・・・いわゆる、納得頂く提案理由がすべてなのだと考えています。

設計者として、関わって生みだされた建築が愛される存在であるためにはデザインする理由に信念と終の棲家とされる
建て主の納得があってこそなのだと・・・

保留にしていた前述の件、本日ご了承いただきました。

作品・プラン集をとりあえず見てみたい方、無料設計相談、お問い合わせ等ございましたら、下記迄お気軽にご連絡下さい。

akanuma@cup.ocn.ne.jp

一級建築士事務所 赤沼政志建築設計室 公式ホームページ
http://akanuma-arc.com//


  1. 2010/05/08(土) 19:23:45|
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Link・・・

ホームページ公開致しました。

一級建築士事務所 赤沼政志建築設計室 公式ホームページ
http://akanuma-arc.com//
  1. 2010/01/18(月) 22:07:56|
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共感・代理人・・・

イメージの共有、提案への信頼と期待があってこそ業務が成り立つ・・・

「お客様は神様・・・」という意識とは異なるモチベーションがそこにある。

いわゆる建築設計事務所の敷居が高いのではないか、とか
作品性のままに奇異で特殊な形態を提案され、素直に望むものが依頼できないのではないか
というイメージもこの点にあると思う・・・

お客様という客観性ではなく共感共有の同士という主観的なスタンスの違いが
温度差を生むのではないのだろうか・・・


たとえば、建築名称にも「何々様邸新築工事」という図面タイトルや
申請件名を付けることに違和感をもつ・・・

申請者は建築主であり、設計者はその代理人として申請手続きをさせていただいているが、
そこにある件名をお客様扱いしている事自体「俺様邸・・」ということになるような気が・・・

かたくなな屁理屈にも思われるかもしれないが、要は設計者は建築しようとする依頼者の代理人
として一身同体、一蓮托生の立場で建築主の理想以上のものを創造しようとする、最も踏み込んだ
関係性を構築していかなければならないと感じている・・・

「恐れながら申し上げます・・・そのようなご要望はバランスを欠くのではないでしょうか・・・」
などとえらそうに意見申し上げるにも、それなりの覚悟と理由が・・・

だからといって、お客様の要望内容をほめちぎり、おおせのとおりにササッと図面を書いて
「あぁいいですねぇ」
と言って気分よく打ち合わせして、そんなもんだろうと思わせる一生一度の家づくりを提案する
業者の方が依頼しやすいとか言わないですよね・・・
  1. 2009/11/10(火) 23:48:02|
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セミナー講師・・・

興味があれば、いらしてください・・・

リフォーム応援セミナーチラシ2_01

ぜひ!!

矢印 第21回フォトコンテスト 旭化成建材株式会社主催
  1. 2009/10/17(土) 23:51:14|
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計画要望・・・

昨日1案件、今日1案件、計画要望を聞きまとめる打合せを行った。
それぞれの案件ごとに住まいに対する思いは個性こそ違えども、後悔せず納得した設計を前提に
快適な空間を真摯に追求することは共通である・・・

要望にブレーキをかけないように、思いつきだったり、夢をできるだけ語っていただきたい。

最近は周囲にいろんな情報があり、要望以前にコスト上の心配や、構造上の制約を想定され、
遠慮がちに要望要件を打ち明けられる感もある。
設計は試行錯誤の末に理想をいかに実現へ導くかの作業であり、コストコントロールや構造の理論などはあらゆる要望の要因を整理して優先順位と実現の可能性を合理的に検討しなければならず、
それこそ建築設計を手掛ける上での能力が問われる・・・

多くの手札をいかなる手で上がるか・・・
成果への手法、プロセスは多様にあり、答えはひとつではない。

もっと貪欲に、可能性を追求しようではありませんか・・・
  1. 2008/11/30(日) 23:15:46|
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素材の選択・・・

カニカマは「かに」ではない、人工イクラも「いくら」ではない・・・
・・・のようなものであり、安価で暗示的な代替となる擬似的な食材である。

板前さんの食材選びとその腕、素材を活かした料理は食する人を感動させることができる。

養殖モノ(量産品)やファーストフード(既製品)を提供する側も食する側も納得していれば文句をいう筋合いはない、実際僕も昼食はファーストフードが多いし、お寿司だって廻っている処の常連・・・

本物と何が違うのか・・・腹は満たされ、それなりにおいしいと思う。
しかし語る程印象に残る料理ではないハズ・・・

それは料理する側も食する側も共通する料理に対する思い、志の違いだと思う。

建築の仕様、素材も全く同じ・・・押し出し成形したタイルや石肌、プリントされた木目・・・何々調等と表現されているが、素材感の体裁と共に狂いが無く安定供給することが主旨であり、本質を求める志とは異なる。

「一生に一度の高価な買い物」という表現を耳にするが、メンテナンスフリーとか工業化された精度を求められる意識は理解できなくは無い、一生の資産を汚したくない、傷つけたくない思いは当然。

しかし、だからこそ素材に対する志と素材の個性をいかにとらえて、愛着や一層の思いを込めるか、場合によっては「潔い」というコンセプト、ポリシーが必要ではないだろうか。

テーマ:マイホーム - ジャンル:ライフ

  1. 2008/11/06(木) 23:53:19|
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柱・・・

1本の柱・・・
柱を中心とした空間の軸ができる。
目線の中心ができる。
2本の柱・・・
門(結界)ができる。
幅員を表現し、空間のヒエラルキーが具体化する。
3本の柱・・・
目線の先を止め、スクリーンができる。
境界の明確性と壁としての質感が生じる。

構造柱か化粧柱、真壁か大壁にかかわらず、柱の持つ意味と空間創造の根拠を表現したいと考えている。
理論と感覚が素直に合致することが理想なのだが・・・
  1. 2008/06/19(木) 10:21:33|
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詳細図・・・

実施設計図面作成の為、事務所にこもりっきり。

設計の過程には基本設計と実施設計があるのだが、いわゆる基本設計は構想の骨組み、コンセプトデザインを方向付ける段階であり具体的には配置計画、平面図、立面図、断面計画の検討となる。
設計の精度はともかくこういうモノが創りたいという、根拠を見出し生み出す重要な過程・・・
ここが決まれば感覚的には6,7割はその建築の性格が確定するようなもの、「3つ子の魂100まで」という言葉どおり。
従来、大工さんはこの程度の図面でもあとは経験値と感覚だけでも十分建てることができたし、ハウスメーカーの設計図はこの程度の図面に棚、カウンター、開口部の大きさ等を確認する上で室内の内観を示す展開図と標準の骨組み、断熱、高さを示す断面の拡大図として矩計図(かなばかりず)を作成し、あとは仕様、仕上表によって材料、住設機器の選択内容が示されるのが一般的である。
場合によっては電気、給排水の位置図までを添付しているが、照明器具や内装デザインにおいてはインテリアコーディネーターが専門提案することに特化しているところもある・・・

設計者からすると純粋にモノを創る楽しみとプライドは基本設計から実施設計と監理という過程を一貫して経て建築プロジェクトの昇華に至るという思いがある。

実施設計はややもすると線引き図面作業という表現をする場合もあるが、これは基本設計段階で設計者が具体的なイメージ、技術、仕様を前提に構想できている上でそれを工事伝達する詳細な図面に早く書き起こしたいという意識である。
むしろ、技術的検証を進めながら納まり(つくりかた)を書いていると基本設計で考えていたデザインと細部設計(ディティール)に矛盾、解決難易度の高い検討部位が生じることも多い。
「薄く見せたい」というデザインコンセプトを想定するも、その造作方法や構造根拠を表現しきらなければ、あとは施工者の都合で造りやすいように経験値の範囲、いつもの方法で設計コンセプト無視になりかねない施工を覚悟することになる・・・
当然、標準仕様や既成品による依存度の高い設計であれば詳細図面は不要となってくる。
例えば浴室の詳細などはユニットバスの品番を記入し、建具も建材メーカのドア品番を記入すれば建具表を書いて一本一本デザインする必要もない。
しかし、実施設計における図面、詳細図には設計者の細やかなデザインの意図、技術想定が盛り込まれ、よりよい建築を創ろうとする思いが表現されるのである。
「マンガ書き屋」「設計屋はデザインばかりでこんな造り方実際現場ではしない・・」などということを設計事務所への影口的表現として聞いた経験もあるが、何よりも「こういうもの創りたい、こう創ってはどうか・・・」という提案と現場施工者がいかに技術的検証を進めていくかが実施図面、詳細図を介しての意志伝達でもあると思う。

・・・ということを思いながら「VIKTOR LAZLO」をBGMにモクモクと図面を書いている。ニコニコ。 横向き
  1. 2008/04/09(水) 23:59:22|
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苦労の価値・・・

業務の合理化は誰しもが望むものであり、特に建築業界、その中でも設計業務は紙とペンさえあればできる比較的資本、経費のかからない事業と思われており、さらにその手間ヒマを削減する風潮があるように感じられる。

CADの導入にも考え方がある。
データのストック、共有化・プレゼンテーションの充実により設計の質が一層高められる目的には共感するが、業務形態によっては設計業務の簡略化、人件費の削減という打算も見受けられる。
ノートパソコンを施主の前で開き、「この部屋を6畳から8畳へビヨーンと広げましょう」などということができ、それに合わせてすべての図面が連動する・・・その場で公園等で書かれる似顔絵書きのように「こんな感じでいかがでしょう」と即対応、即決のパズル的な間取りから図面がつくられる。
これが施主から望まれる設計という職能の姿には思いたくない。

プロセスの重要性を伝えたい・・・
設計事務所勤務時代に先輩から、
「所長のプランの下絵をよく見てごらん。書いたり消したり、鉛筆の跡が真っ黒になっている部分って特に悩んで考え、検討した跡だから・・その辺にこだわりや解決策への考え方が表現されているはずだよ。」
と教わったのを思い出すが、現在自分の下絵(エスキス)を見るとまったくその通りなのだ。
ただ切った貼ったではなく、空間をイメージする上でしっくりくるコンセプトと造形は紙の上を鉛筆でこねくり回すことから生まれることを実感する。
さらに、模型をつくっては壊しをくりかえし・・・非合理的な作業に思いが宿るように感じる。
(複雑な造形解析、シュミレーションなどにおいては、CADも併用するが・・・)
こうした、創造する過程の時間、労力こそ職能として評価されるべきである。
むしろ図面(成果物)がその創造・イメージを伝える線引き作業として合理的に、時間削減すべく作成され、書類が作られるのは歓迎なのだが・・・
設計事務所の評価を受ける基準そのものがいまだ、図面枚数や書類を作る手間、生産性からという風潮に辟易している。
どんな思い、プロセスを経て設計しようが成果物主義としての評価では、薄っぺらな内容のものを数多くこなそうとする耐震偽装問題の発端理由に通じる・・・
建築基準法の厳格化に伴って設計監理・申請業務の責任が重要視され、安易な業務ではない周知がもっと広く、進めば・・・という思いがある。
  1. 2008/03/27(木) 10:38:02|
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既成品・・・

既製品の品質、選択のバリエーションは豊富になったが、やはり一定の規格外となればオプション対応であったり、製作限界範囲外として対応不可となる。
ときには、「当社の規格範囲はこうなので、その範疇で設計してください」などと教示してくれるメーカーもある・・・もちろん予算の兼ね合いもあるが、既製品ありきの設計をするつもりはない。
こうしたい、こうだったらいいなというオリジナルの空間を求める構想として設計をするのだ。
だからこそ同等品以上としてメーカー指定も問わず要求が満たされるべく性能、デザインをギリギリまで追求したい。
常にオリジナルな要求、特殊解へ挑戦する姿勢、技術を持っていたい。
  1. 2008/03/18(火) 22:46:50|
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オリジナル提案・・・

誰が設計しても、施工しても同じようなもの・・・とは思われたくない。

しかし、現実に各住宅メーカー、工務店の家づくりの仕様の多くが
建材メーカーの造作材、住設機器の採用によりパーツを寄せ集めたかのようになる。
設計・施工の合理化、量産化、質の確保を勘案してなおかつ流通提携による予算削減
を前提にすればやはり既成品ということになるのか・・・

設計者として、提案ポリシーと費用対効果、性能保証としての葛藤にさいなまれる。
極端に欲をいえば、ユニットバスもタイルや石貼りの浴室・システムキッチンや洗面流し台も家具造作工事・できればトイレの便器さえデザインできないものか・・・

玄関は「顔」などというが、サッシメーカーの玄関ドアの採用次第ではそのサッシメーカーの
ドアデザインにその建築デザインが支配される気がしてならない。

せめて、メーカーごと固有のデザインではなくシンプルなものとし、内部建具はインテリア空間の基本的な視点ポイントであり、動線の門としてオリジナルなものを・・・と考えている。

 奇をてらったり、実験的なものではなく、そもそも「住宅」にはまったく同じ人間、ライフスタイルがないようにオリジナルなものであると考えている。

最終予算調整においてもオリジナルの精神は見失わないようにしたい・・・

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  1. 2007/12/28(金) 05:56:52|
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コンセプトが・・・

プランを練ることは、単に広告の建売住宅のような既成概念、経験値の再現、デザインソースの寄せ集めによって物理的にカタチを絵にすることであれば容易い。
しかし安易で無責任な計画行為に共感、感動してもらえるはずがない。
設計者の存在意義として、またそれを悩み、楽しむモティベーションはあくまでも唯一の依頼者と向き合い、生き方に関わる足跡なんだと思う。
迷い、悩みを解決する糸口を探し、整理し、順序立ててそこにコンセプトを見出したいと、グリグリと鉛筆を走らせている。
  1. 2007/11/29(木) 01:02:59|
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失敗しない家づくり・・・

「失敗しない家づくり」
失敗しないためには、失敗と考える要因をつくらないこと。

失敗と考える要因・・・
・無理のある資金計画
・空間イメージのギャップ
・性能値、快適環境の感覚差
・要望対応の柔軟性
・プロジェクトパートナーとの信頼
・根拠、理由の説明能力と理解能力
・業者、企業システムの把握
・誠意、努力の評価
・精度、技術能力、エラーへの不安 など

カタチのないものを、理想を基に創造する。
当然、完成度の高さを前提として期待する。
依頼する側も創る側も妥協は許されない。
しかし・・・「完璧」は無い・・・
だからこそ納得したい。

あれだけ考え、検討し、選択肢の根拠を判断し、現場でなおより良くを求め、やるだけやったが、もっとこうすればよかった・・・反省を語り合うことができる関係・・・
私の追求する理想である。
  1. 2007/04/06(金) 00:55:52|
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無料設計相談・・・

「無料設計相談受付中」・・・

住宅メーカーのチラシなどでよく見るが、
当たり前のことを恩着せがましく表現するものだと思ったりする。

どこまでが無料でどこからが有料なのか・・・
原則的に当事務所では正式に信頼し、期待してもらうための情報資料(経歴書・作品集・提案図面2案)まで無料としている。
大事業である建築計画を委ねる設計者を判断する上で十分な材料かと言われれば心もとないが、設計能力を試されるオーデションとして判断されることを心得て提案する。

本来、設計のコンセプト、ポリシー表現として無から創り出すこの場面での勝負が一番熱く、濃い仕事でもある。
極端に言えばこの提案図面だけで建築のアウトラインが決まり、案を持ち逃げされるリスクも生じる。
しかし、負け惜しみではなく、そうされたとしても事実その案は私が産み落としたものであり、そうした手段をとられた方へもむしろ縁が無いことに納得できる。

信頼と期待をいただいた上でより一層具体的にクオリティを追求した設計をクライアントと楽しむ・・・ここからが有料。

そもそも設計相談は無料であり、設計者が試され委ねられる判断の時期であると考えている。
これは建築家、住宅メーカー、工務店などそれぞれの業務ポリシー、プライドによってもスタンスは異なるとは思うが、少なくとも私自信がクライアントと共感し、楽しむ為であると同時に、依頼があってはじめてプロとして評価していただく事実にむきあう形式である。

理髪店のコピーで「一髪(イッパツ)やらせろ」というのがあったが、私も常に一案やらせて欲しいと思っていたりする。

無料設計相談受付中・・・

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  1. 2007/03/29(木) 23:41:16|
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業務依頼

設計事務所への依頼はお見合い結婚のようなものだと思う。
自分の人生を預けられる設計者かどうかを判断の上、
「成果物」無くして期待をこめて依頼される。
建て主(クライアント)としては当然、設計者の人間性、経歴、作風、ポリシーを理解しなければならない。
私の事務所もほとんど、ご紹介からの設計依頼ではあるが、初回面談時に
当事務所の詳細なプロフィールや設計事務所へ依頼されるメリット、デメリット等をお伝えする。
改めてその内容を簡単にいうと、

(メリット)
・建築(家作り)に関する技術・知識・提案一切の代理人
・代理人であると同時に建築家としてのプライドをかけた仕事として期待いただける。
・理解、納得、満足できるまで設計要望と提案を練り上げる。
・建て主(クライアント)の理解を深めるプレゼンテーション(模型・スケッチ・図面・説明)の専門家
・工事業者への見積もり依頼(数社相見積り)・チェック
・設計内容と見積もり金額のすり合わせ、調整(場合によりVE案検討)
・クライアントへ報告・相談の上、工事金額の交渉と工事業者の選定
・工事業者との請負工事契約の立会い
・工事業者への設計内容の伝達と細部計画の図面検討
・工事の施工精度チェックおよび工程・進捗状況の把握
・工事中の変更対応および工事金額の把握・管理
・現場打合せおよび監理報告書作成
というように建築プロジェクト一連の流れの中であくまでも依頼者の代理人としてクオリティの高い建築を見積もり金額の適正、透明性を判断し、施工技術
の徹底したチェックが行われる。
要は設計監理料という名目で一人の建築家を自分の為に雇い、その提案力や能力によって良いモノを適正な価格でつくることができる。

(デメリット)
・設計者との相性、ポリシー、能力を期待できるか、を見極める為の依頼者としての判断が困難
(ゆえに飛び込み依頼はほとんど難しく、紹介、実績判断となることが多い。当事務所では経歴・作品集提示の上、2案までの図面提示を依頼判断の材料とさせていただいています。)
・設計者のポリシー=自分の要望を聞いてもらえないのではという不安、敷居
 が高く感じられるのでは?
(主役は建て主です。主張、考えを語り合い、何でも話せるパートナーとして相談してくださいね。)
・時間がかかる
(いいモノを生み出す為にも設計者は試行錯誤しながらの洗練、厳選した案の提示をすると同時に模型等の検討、プレゼンに時間をいただきます。また,下記の要件も時間を要します。)
・建物金額の確定が不明確
実際に請負工事するのは施工業者であり、設計を終えた上で見積りを、候補の施工業者からとりまとめる。設計時点では設計事務所での現実可能枠としての概算金額をもとに設計を行い、場合によって積算をし、工事業者の見積もりチェックおよび交渉をした結果として工事金額が決まる。折り合いが難しい場合、VE案※(コストダウンを前提に代替的な方法、素材、技術を検討し、質を落とさずに、むしろ良いモノをつくる為の設計変更案)への見直し検討が必要となる。

こんなところでしょうか・・・
ご意見やご相談等ありましたら気軽にお問い合わせください・・・
客観的なアドバイスもできます。
本音としても、依頼(お見合いをしてみたい方)歓迎です。

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「住宅スタディ模型・・」
  1. 2006/12/14(木) 19:14:09|
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設計料の根拠

建築設計をライフワークと捉えながらも、家族を養い生活し、事務所を運営するには報酬を得なければならない。
依頼する側からは安くて良い物を得る一環として設計料もおさえて欲しいというのが本音かと思う。
しかし、よく理解して頂きたいのが、設計監理による「良いものを創る」ための対価である。
プライドを賭けた仕事には検討と綿密なチェックの時間・能力が必要であり、その仕事に没頭させていただく最低限の保障が必要となる。
その指標として私は国土交通省告示第1206号を説明させていただいている。
ただし、この算定方法は工事金額も設計料基準の要件となっており、事前の想定把握が前提となる。(工事費の増減影響による設計報酬は矛盾がある。)
まだ建築士の職能に対する評価報酬が社会的認知されていなことを感じる度に、設計監理料の根拠を説明しながら、職能のより深い理解を求め、純粋に建築設計・監理を楽しみたいと思っていたりする・・・
  1. 2006/11/22(水) 23:24:29|
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プラン提示

初回プラン提示。スリリングな瞬間。
要望を満たしているか・・期待以上の感動・共感が得られるか・・
サプライズがあるか・・理解してもらえるか・・
認めてもらえるか・・。
私でなければ提案できない設計。
根拠と自信をもったプレゼンテーションに挑む。
すべてに理由がある。
額に汗をにじませながらの説明とスケッチ。
全身全霊、一発勝負、プロセスは幾通りものスタディを重ねた・・・
何パターンもの検討の末の1案・・・
プランはパズルゲームでも営業ツールの消耗品でもない、
クライアントへ唯一オリジナル提案のとっておき・・・である。
一緒に楽しんでいただきたい。
P1000836_t.jpg CNV000020_t.jpg CNV000053_t.jpg CNV000056_t.jpg CNV000009_t_t.jpg CNV000011_t.jpg CNV000024.jpg CNV000055.jpg

「円田の歯科医院」
(女性Drの内装が総板貼りの歯科医院。女性、子供さんに優しいイメージを
感じとっていただける診療所の要望。前入り導入型。パーテーションと診察ユニット上部のトップライトがポイント。 設計:No5)
  1. 2006/11/19(日) 22:33:33|
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iDentity/Policy

1・機能
優れた建築として、合理的機能を持ち、クライアント(施主)の個性、理念を反映し、職能、経験、パーソナリティを駆使し、理想的建築をめざします。
2・デザイン
住宅は生活、人生を楽しむ為の空間であり、施主と設計者の相互理解、アイデンティティの総合的表現として構築されるものだと考えます。
施主の意向や人生観を文脈的にどのように整理、選択、演出していくか・・
3・プレゼンテーション
設計は人生最大といっても過言ではない事業構想の計画図を練る作業であり、依頼者の現在、過去、未来の時間軸をふまえてライフスタイル、方針を構築することです。
そこに設計監理の専門技術者の提案として具現化し、工事施工者に正確に伝わる情報集約の設計図としなければなりません。
そこで一番大切なのが、設計内容、イメージの共有化です。
立体空間を紙に書くのですから、そこから空間イメージ、スケール感、
素材感、コンセプトを読み取るのは容易ではありません。
「インフォームド・コンセント」:依頼者と共に語り、理解し、期待し、満足できるために・・・。
P1000852_t.jpg P1000853_t.jpg P1000851_t_t.jpg CNV000075_t.jpg
「岩ヶ崎の歯科医院」
(三代続く歯科医院としてクライアントDrの要望は街並みと時間軸をふまえて、アイデンティティの感じられる建築。間口率の低い(俗にうなぎの寝床状)土地での計画。竣工間際まで割烹料理屋が建つと思われていたらしい。設計:No4)

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  1. 2006/11/18(土) 15:14:22|
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新装OPEN!!「業務報告」始めます!

仙台市で個人設計事務所を開設してます、赤沼です。
岩手県花巻市出身、事務所開設8年目の1967年生まれ
住宅、診療所を多く手掛け、その他、資格学校の講師、住宅メーカーのコンサルタント等、
日々の建築設計業務を通じて感じた事、考えた事をラフに記していこうと思っています。
今後共、よろしく御願い致します。
四日町の家 CNV000015_t.jpg
四日町の家」
(両親の為の家です。今は亡き父が車イス生活を快適に過ごすと共に、介護者である母の労力負担軽減を考慮した住宅です。幾何学的形態を単純記号化した外観としました。設計:No1)
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  1. 2006/11/15(水) 01:01:37|
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プロフィール

代表 赤沼政志

Author:代表 赤沼政志
一級建築士事務所
赤沼政志建築設計室

仙台市泉区南光台4丁目  
5-2  サンパルコ201号
TEL022-796-0801
FAX022-796-0802


(略歴)
1967:岩手県花巻市出身
1985:専修大学北上
高等学校建築科卒業
(ラグビー部所属)
1989:東北工業大学
工学部 建築学科卒業
(ラグビー部所属)
1998:事務所開設


(趣味)
 小型船舶操縦
 模型作り
 カクテル作り


(音楽)
 VIKTOR LAZLO
 ANITA BAKER
 CARL ANDERSON
 DAN FOGELBERG
 MICHAEL SCHENKER

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