松島水族館へ・・・

津波被害を乗り越え、震災以前と変わらず癒されるペンギンに
娘たちは釘づけでした。
帰りに七ヶ浜の菖蒲田浜へ・・・
例年海水浴場の駐車場として賑わっていたロータリーも形がありません。
- 2011/10/30(日) 21:29:19|
- 依頼からの流れ
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忙しいです、充実しています。
今日は被災住宅の改修提案書を作成し工務店に同行してもらい、見積もりの説明提示に走り回っておりました。
1日に回れるのは時間に限りがあります。
今日は6件の被災状況に応じた提案と見積もり説明・・・
設計事務所を窓口に御相談いただくからには現況の問題点、改修、改善方法を
1日も早く安心、快適な住環境が得られることを願って提案書としてまとめさせていただいております。
しかし、職人不足や資材流通状況の不安定要件もまだ影響しており、思うように迅速な工程確保、
見積もり提示ができておりません。
協力業者を募り、努力致しておりますが・・・
御迷惑をお掛けしておりますが、御理解の程よろしくお願い致します。
応急的被災処置、復旧修繕、耐震補強、リフォーム模様替え、増改築、新築と要望の規模に問わず
設計事務所として検証、検討すること・・・使命を感じています。
- 2011/06/29(水) 21:04:50|
- 依頼からの流れ
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被災建物の調査、改修計画をしてまわっておりましたが・・・
当事務所自体、事務所の基礎が割れて床が傾いた状態で建物オーナーとの検討、協議により天災被害による
退去をせざるを得ないという判断に至りました・・・
残念ですが仕方がありません。
当面は現所在地での業務を継続しますので支障はありませんが、出来る限り早急に改めて快適な業務環境が得られるよう努力致します。
事務所のプロフィール変更が決定しましたら、改めて周知させていただきます。
今後共、よろしくお願い致します。
- 2011/04/22(金) 18:01:16|
- 出来事を通じて考えた事
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建築士として生命・生活を守る建築を技術的に検証し、責任を持って
改修提案すること。
時間の限り、走り回りたいと思っております・・・
今日も診療所併用住宅の
被災状況を確認し、
改修計画の依頼。

- 2011/04/12(火) 21:57:54|
- 東北地方太平洋沖地震
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震災直後からメールやお電話をいただきご心配のお声、お見舞い、大変ありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
宮城県沖地震に備えて予測覚悟していたとはいえ今回の震災規模は本当に想定外、未曾有の大災害に至るとは・・・
映像に流れる津波の威力と恐ろしさは言葉を失います。
そのとき、どこで何をしていたかによって被災状況や生死の岐路に立つことになるとは・・・
本当にむなしく、やるせない思いです。
被害の大きい被災地は僕自身、身近な思いの場所が多く、県外での仕事もあるので・・・
3月11日、当日は午前中に画材屋さんへ行き、翌日岩手で打ち合わせがあるためガソリンを満タンにし、
午後からは事務所で、打ち合わせにプレゼンする模型を作っていました。
揺れがおこると同時に携帯の緊急地震速報!
すぐに道路向かいの自宅へ行き、玄関ドアをあけると揺れはピークに達し、
住宅倒壊のイメージがよぎり妻の名を呼ぶと犬のノエルと1歳3カ月の娘を両脇に抱き
悲鳴をあげて出てきた。
玄関から出ようとする直前に門のブロックが崩れる・・・
道路に出てからもしばらく揺れている。
揺れが止まると近隣住民同士の安否確認・・・
数件向こうの石積みの塀は全面崩壊、地割れ、信号をはじめとして停電・・・
家の中へ戻るとめちゃくちゃ、水道をひねるととりあえず出るので一安心。
しばらくしてまた余震・・・慢性的な余震・・・
自宅にいるのは怖い位、余震がくるのでとりあえず車の中へ。
小4の長女が心配。
周囲の建物に崩壊したものは無く、以前阪神淡路大震災に見た光景とは異なり
RC造の小学校で教師の避難誘導に従っていれば大丈夫なハズと思いながら3時半頃学校へ迎えに行く。
校庭に娘の姿発見・・・内心安堵に崩れおちそうな思いだが「おー大丈夫だったか。」と声をかける。
娘も「なんだ、もう来たの。」さすが僕の娘と思いながら担任教師から引き渡しを受ける。
後で聞いたら娘は図書室にいて本棚が倒れる中、友達の手を引いて単独避難したそうだ・・
怪我もなく、がんばって避難した娘が愛おしく感じる。
夜10時頃まで車の中に・・・
ガソリン満タンでよかったと思いつつラジオと暖房をつけて冷蔵庫から持ち出した食材、
菓子を食べて過ごす。
ラジオからは「沿岸部壊滅」とか「遺体が200から300体」とか津波の脅威が伝えられる。
依然、車の中でも余震を感じ続けるがこのままでは埒があかない。
娘2人は眠りについたので抱きかかえ、開き直って自宅の寝室へ・・・
蝋燭、ライト、石油ストーブを準備して携帯電話(テレビ付)によって情報把握をしつつ、
今週末の資格学校の講義準備を心配する僕に妻が
「それどころじゃないでしょ!」と・・・確かに・・・
携帯にはセンターにメールありと表示されるもつながらない。
誰だろ、何だろ、ウチは大丈夫なんだけど・・
翌日朝になると断水・・・幸いにもミネラルウォーターは10L位ある(事務所にサーバーがあるので・・)
朝はバーベキューコンロで炭をおこして食事・・・さてライフライン復旧は、この生活はいつまで続くのかという不安が頭をよぎる。
これが震災直後の状態でした。
しばらくは「並んで生活に必要なものを得る」事が仕事のすべてでした。
3時間並ぼうがそれしかありません。また、他にやることもありません・・・
でも・・・本当に深刻な被災者の方の状況にくらべればままごとのような話・・・
これからなお時間がかかる復興、深刻な被災者をできうる限り支援していきたいと思います。
- 2011/04/06(水) 00:30:26|
- 東北地方太平洋沖地震
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